ギャンブル論
輝く地方店舗、千葉のろくでなしです。
一年の総決算、そして一年の事始のこの時期、
「年末ジャンボ宝くじ」や「有馬記念」を初め公営ギャンブルのビッグレース等、
物入りな庶民の感情を上手に汲み取った催し物が多々あります。
普段ギャンブルをやらない方でも、参加される方は多いのではないですか?
半ば「季節の祭事」みたいな感覚で・・・CMなんかも派手にやってるし・・
ホントに上手なやり方です。お上という「胴元」はえげつないですね。
ギャンブルを少しかじった方ならご存知と思いますが、
競馬などの公営ギャンブルは、売上の25%が胴元の取り分。
どんな大穴が出ようが本命が来ようが、売上げさえ伸びればその分儲かる。
だから「恒例のイベント感」を定着させ、CMで煽る煽る・・。
普段やらない一般客層を取り込むのに必死なんですね・・。
もっとえげつないのは「宝くじ」。なんと胴元の取り分は50%前後!
この取り分は、もはやギャンブルとして成立しません。
高額当選金で煽り大量のくじを発行する為、狡さが目立ちませんが、
50%というのはこういう事です。
「2人で100円ずつ出し合ってジャンケンする」
⇒200円集まりますが50%の100円は胴元へ。賞金額はなんと「100円」
「勝ったら『100円』もらえるが、負けたら全額損する」
こういうこと。
勝ってチャラ、負けたら全額損。
誰がやります?こんなギャンブル。
「運試しだから」「毎年恒例だから」「当たれば大きいから」
などの理由で買う人が殆どでしょう。
まんまとお上の策略に嵌ってます。思う壺です。
公営ギャンブルの25%も、勝とうと思ったら結構シビアな数字。
でも「宝くじ」よりは健全かもしれないですね。
少なくとも、
「極少数の高額当選者と、超大多数の敗者を生み出すシステム。」
ではありません。
「totoBIG」や「ロト6」などの高額当選金を売りにしたくじもありますが
実はこちらも結構胡散臭いですよ。
「当りが絶対にある」という当然と思われる約束が無いんですね。
キャリーオーバーなんて言葉で煽ってますが、
もともと「当せん金付証票法」という法律で高額賞金の限度は決まってます。
という事は・・・・・どうなっちゃうんでしょうね?
ちなみにコチラも、テラ銭(胴元の取り分)は50%を超えてます・・・。
さあ!早くお台場にカジノができないかな・・・。
この投稿は 2011年12月24日 土曜日 10:30 AM に 店舗スタッフ カテゴリーに公開されました。 この投稿へのコメントは RSS 2.0 フィードで購読することができます。 現在コメント、トラックバックともに受け付けておりません。