ちょっとした些細な会話の中に
横浜のやまピーです。
先日ある飲み屋さん(キャバだか、クラブだか忘れましたが)に勤めている女性と話す機会があり、
私にとって、とても有意義な時間を持つことができました。
話の内容は「指名客がなかなか思うように取れずに悩んでいたところ、いつもしている”あること”を変えたら、急にお客様からの指名が増えだしたんです!」という話です。
しかもそれが一過性のものではなく、継続的に且つ確実に増えていて、変えた点というとその1つだけなんだそうです。
その”あること”とは何か根本的に物事の方法を変えたとかいうことではなく、お客様との会話をする際に意識的に敬語を使うようにしたというのです。
今までの彼女からすると、敬語を使って接客をすることはお客様との距離を作ってしまい、その場が事務的でぎこちない雰囲気になってしまうことを恐れて、いわゆる”タメ口”を多く使っていたようですが、
空いた時間に同じ職場で勤めている同僚とたまたま『接客時の言葉使い』についての話題が出た際に、ほとんどの同僚が接客時に敬語を使っているという話を聞いて「もしかしてこれが悪かったのかな?と思い、試しに接客時の言葉使いを敬語にしてみた。」というのです。
もちろんお客様も十人十色、人それぞれな部分も多いですし
必ずしもという結論ではないとは思いますが
何か大きく方法を変えたわけではないのに『結果がこれほどまでに変わるとは!!』と彼女自身が一番ビックリしているようです。
もちろん彼女自身の容姿を含んだ接客業をするにあたっての資質は、私が知る限りはもともと高いレベルのもので、単に敬語に変えたからという理由だけで今回のような結果に至ったわけではないと思いますが
尚今以上に向上したいという彼女の志があったからこその結果なのだと思います。
この話を聞いて、些細な会話の中にも良いアイディアの元になるヒントがたくさん隠れているので、ボケーっと人の話を聞いていてはダメだと反省しております。
あたりまえですが人とのコミュニケーションの場を欠かせてはいけませんね。
この投稿は 2011年11月15日 火曜日 6:30 PM に 店舗スタッフ カテゴリーに公開されました。 この投稿へのコメントは RSS 2.0 フィードで購読することができます。 現在コメント、トラックバックともに受け付けておりません。