カニ缶の中の紙

こんにちわ、WEBスタッフのSです。

いきなりですが、皆さんカニ缶は好きですか?
あれって開けると中に紙が入っていてその中に身が入っているんですよね。
なぜだか知っていますか?

それは・・・そう「ストラバイト現象」を防ぐためなのです!!

「はい?ストラバイト?」っていう方も多いと思いますw
ストラバイト現象とは、カニやエビの成分が缶詰の内側の成分である鉄・スズと化学反応を起こして、
半透明なガラスのような結晶ができてしまうことをいいます。
要は「完璧に作ったはずの製品にいつの間にか異物混入」ってことです。

そのため「缶詰にガラスが入っている」などのクレームが後を絶たなかったそうです。
しかし、そのガラス状の結晶は口にしても無害なので食べても問題無いとのことです。安心しました。
でもシャリシャリとした歯触りや、口の中を切る可能性等も考えるとあまり気持ちのいいものではなさそうですね。

そこで酸性パーチという紙でカニやエビを直接缶につけない様にしてガラス結晶が出来るのを防いでいるのだそうです。
そう、あの紙はただカニの身を傷つけないように丁寧に包む為だけの代物ではなかったのです。

しかしながら、その紙があっても完璧とは言えず、ストラバイト現象が起きてしまう缶詰が今でも時々出てくるそうです。
そんな時は、「うわっ!ガラス入ってる!」と焦らずに、
ガラスを食せる絶好のチャンスだと思って、逆にその状況を楽しんでみては如何でしょうか。

正しい知識を持てば一見困難に思えることも大いに楽しめてしまう。素敵なことです。
「無知は罪」
これからも色んな疑問を解決して気持ち良く生きていきたいです。

P.S.
わたくし本人、カニが死ぬほど好きだー!ってほどカニに執着はございません。
あしからずw

この投稿は 2011年11月27日 日曜日 10:30 AM に WEBスタッフ カテゴリーに公開されました。 この投稿へのコメントは RSS 2.0 フィードで購読することができます。 現在コメント、トラックバックともに受け付けておりません。

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